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船橋署や行徳署で活躍した警部 実は盗撮に強制性交…千葉県警本部の岡田誠警部「3度目逮捕」のわいせつ行為

ベテラン警部が3度目の逮捕となった。

9月20日千葉県警が強制性交と住居侵入の疑いで再逮捕したのは捜査4課警部の岡田誠容疑者(45、同県佐倉市)だ。県警監察室によると、岡田容疑者は県内で一人暮らしをする成人女性の部屋に侵入。刃物のようなモノで脅し、性的乱暴を加えたとされる。

「事件が起きたのは、17年7月23日深夜2時から3時ごろです。女性は、事件翌日に所轄署に被害届を提出。現場から採取されたDNAが、別件で逮捕された岡田容疑者のモノと一致したため逮捕にいたりました。岡田容疑者は、犯行を否認しています」(全国紙社会部記者)

岡田容疑者の起こした別件の事件とは、今年6月30日に県内の住宅敷地内へ侵入し、窓から入浴中の女性の身体をスマートフォンで撮影したとされる疑惑。県迷惑防止条例違反と住居侵入の疑いで、逮捕されていたのだ。

「岡田容疑者が逮捕されたのは、この2件だけではありません。今年8月12日の夜には、京成千葉駅(同県中央区)のエスカレーターに乗っていた女性のスカート内を背後からスマホで撮った疑いが持たれています。

不審に思った後方の男性が『おい』と声をかけると、岡田容疑者は改札口を突破して逃走。男性が駅員や近くにいた警察官に知らせ、駅近くの歩道にいた岡田容疑者を取り押さえ現行犯逮捕となったんです。岡田容疑者は相当酔っていたとか。この時も『盗撮はしていない』と犯行を否認しています」(同前)

岡田容疑者が採用されたのは97年だ。行徳署や船橋署などでの勤務を経て、暴力団犯罪を担当する捜査4課で仕事するようになったのは今年3月。県警によると、勤務態度に大きな問題はなく飲酒トラブルもなかったという。

元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏が語る。

「本来、警察は犯罪を取り締まる側の人間です。しかも警部なら、多ければ数十人の部下がいて指導、監督する立場になります。そんな責任の大きい警察官が3度目の逮捕ですから、目も当てられないでしょう。

警察はすべての警察官の指紋はとっていますが、DNAは登録していない。盗撮容疑の逮捕でDNAを採取され、性的暴行現場のモノと一致したのでしょう。3回目の逮捕となると、余罪がある可能性が高いと思います」

県警の川口光浩・首席監察官は「職員が凶悪事件の被疑者として逮捕されたのは誠に遺憾であり、捜査の結果を踏まえ厳正に対処する」とのコメントを発表している。