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原作者が女児わいせつで有罪、「なかよし」2作品の連載終了へ

判決によると、男は2月21日、野田市内の自宅で男子中学生にわいせつな行為をするなどした。

男は前任校でこの生徒の所属する部活の顧問だった。新崎長俊裁判官は「関係を絶とうとした被害者に対し、高校進学への悪影響を示唆して犯行に及んでおり、悪質だ」と述べた。

千葉地裁松戸支部は懲役3年、執行猶予4年(保護観察付き)の判決を言い渡した。

 

また講談社は、同社の少女漫画雑誌「なかよし」で連載中の「はらぺこペンギンカフェ」「とむとじぇりー ナナイロ」の連載を終了し、単行本を店頭から回収すると発表した。両作品の共同著作者で主に原作を担当していた男(45)が、小学生女児へのわいせつ行為や盗撮などで逮捕・起訴され、有罪判決を受けたためと説明している。

 判決によると、男は昨年3~8月、京都市内の自宅で知人の女児の体を触ったりその様子を撮影したりなどした。男は強制わいせつ罪などに問われ、今年11月25日に京都地裁から懲役3年、保護観察付き執行猶予5年(求刑・懲役3年)の有罪判決を受けた。判決はその後確定した。

 講談社は「断じて許されない卑劣かつ悪質な行為。被害者や関係者に深くおわび申し上げる」とし、男との契約を破棄した。単行本の無期限の出荷停止も決めた。