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帰宅ラッシュ直撃、田園都市線が3時間半見合わせ…「タクシー待ちスマホは電池切れに」

20日午後5時55分頃、東急電鉄田園都市線の「三軒茶屋変電所」(東京都世田谷区)で送電用の機器が故障し、田園都市線と、同線と直通運転を行う東京メトロ半蔵門線の全線で一時運転を見合わせた。

 半蔵門線は約30分後に運転を再開したが、約3万9000人に影響。田園都市線の渋谷(渋谷区)―鷺沼(川崎市)間は午後9時20分まで不通となった。不通区間では運行中の2編成が駅と駅の間に停車し、乗客計約700人が線路に下りて、最寄り駅まで歩いた。

 渋谷駅は運転再開後も深夜まで混雑。田園都市線桜新町(世田谷区)を利用している会社員の男性(31)は「3時間以上タクシーを待ち、途中でスマートフォンの電池が切れ、運転再開もわからなかった。疲れたので、このままタクシーで帰る」と話した。