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常磐大学生がヨークベニマルと地魚商品開発 茨城の話題

商品を開発したのは、管理栄養士を目指す常磐大学人間科学部健康栄養学科・飯村裕子ゼミの学生と「ヨークベニマル」(福島県郡山市)。共同で、茨城県産のヤリイカを使った「IBARAKI YARIIKA MARINADE(いばらき やりいかマリネ)」(321円)を開発した。レモンとオレンジでマリネにし、風味だけでなく彩りにも工夫をこらす。賞味期限は5日間。

 茨城県の地魚の認知度向上と消費拡大を目的に「いばらきの地魚取扱店認証委員会」と常磐大学が取り組む「いばらきの地魚プロジェクト」の一環。同プロジェクトでは「若者の魚離れ解消」をテーマに昨年9月から連携した取り組みを進めている。

 茨城県ヤリイカ茨城県内の加工場でボイルした同商品。飯村裕子准教授は「やわらかいヤリイカの食感を最大限に生かした、かんきつ系のさわやかなマリネ」と話す。

 この日は、ヨークベニマル水戸元吉田店で販売開始イベントを開き、学生らが来店客に商品をPRした。

 同科の赤坂優斗さんは「どうすればお客さんに喜んでもらえるのかを考えるのが難しかった」と振り返る。「商品は、若い人をターゲットにしているが、老若男女に喜んでもらえると思うので、たくさんの方に食べてほしい」と呼びかける。