2022-09-22 暴力団組長ら5人に無罪 抗争の発砲指示認めず 東京地裁 組員に指示して,対立する暴力団の事務所が入るビルに拳銃3発を発射させたとして銃刀法違反罪などに問われた暴力団組長(59)ら幹部5人の裁判員裁判の判決で,香川徹也裁判長は「実行犯が幹部の指示に基づかず発砲した疑いが残る」として,いずれも無罪を言い渡した。 同裁判長は「『疑わしきは被告人の利益に』との刑事裁判の原則を踏まえると, 被告人らが犯行について意思を通じ合って実行したとまではいえない」とした。