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常磐道千代田PAにスマートIC 国交省、市に連結許可書 開通まで7、8年

茨城県かすみがうら市中佐谷の常磐自動車道千代田パーキングエリア(PA)に設置を計画しているスマートインターチェンジ(IC)について、常陸河川国道事務所は28日、設置へ向けた連結許可書を同市に伝達した。開通までは7~8年かかるといい、市は「地域活性化に大きく寄与する」と歓迎。接続道路の整備などの計画に着手する。完成すれば、スマートICは県内で5カ所目。 伝達式が同日、同市役所千代田庁舎であり、日下部隆昭事務所長から市長に許可書が手渡された。 宮嶋市長は「構想から数年がたち、大変うれしく思う。今後スマートICの整備効果を最大限発揮させるため、全力で取り組む」と述べた。 市は地権者に対する説明の後、用地買収を開始し、接続道路の整備を進める。スマートIC開設により、近隣にある工業団地の物流の効率化、首都圏への利便性向上などが見込まれる。宮嶋市長は「慌てずじっくりと理解を得ながら進めたい」と意欲を示した。