「警察官は人を助ける仕事なのに…」 盗撮の疑いで逮捕された京都府警の巡査 被害女性が語る“証拠隠滅”

卑劣な犯行に及んだ疑いで逮捕されたのは、現職の警察官でした。 京都府警・機動隊の巡査、（23）は、ことし3月と6月、京都市にある飲食店の女性用トイレに侵入し、個室の上からスマートフォンを差し入れて20代の女性3人を盗撮した疑いが持たれています。

【被害に遭った女性】 「ズボンを下ろそうかなっていうときに、何か上の方から変な感じがしたんで上を見たら、カメラ携帯のカメラで撮られていました。警察官は人を助ける仕事なので…許せない」、被害に遭った女性の1人です。女性はトイレに入る前、近くに不審な男がいたことを覚えていて、店員に相談。

見つけた容疑者を店員が問い詰めたところ、「証拠隠滅」を図る様子をみせたといいます。

【被害に遭った女性】 「（従業員が）『携帯開いてください』って言ったときに、まず『俺はやってない』ってそのときも言って。携帯を地面に思いっきり投げて、携帯がバキバキに割れてしまたっていう感じです」 警察が店に駆け付けたところ、容疑者はスマートフォンのパスワードを明かさず、警察が押収して中身のデータを調べ、逮捕に至りました。 容疑者は「他にも何回かしているので日付を覚えていない。間違いないと思う」とおおむね容疑を認めていて、警察は余罪についても捜査しています。