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17年前のいじめ文書「ない」が一転 神戸市教委が初めて存在認める「いじめ発覚直後に入手し、公文書には当たらないという理解のもと保管」

小学校で起きたいじめ問題をめぐり、これまで「ない」とされてきた学校作成の調査記録について、市教委が内部調査の結果、いじめが発覚した直後に調査記録を入手し保管していたことが分かりました。

2005年、神戸市立の小学5年の男子児童が、同級生13人から殴る蹴るなどの暴行を受けたり、50万円以上を脅し取られました。 これまで神戸市教委は「被害児童から十分な聴き取り調査ができず、いじめがあったか判断できない」としてきましたが、今年になって学校側がいじめ発覚直後に被害児童から複数回の聞き取り調査を行っていたことを示す記録を残していたことが、取材で発覚しました。

 

被害児童は「いじめを隠ぺいされた」と訴えています。