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女児にわいせつ、一部無罪 長崎の小学教諭に懲役3年

小学生の女子児童3人を触ったとして、強制わいせつ罪に問われた長崎県南島原市立小の教諭岩永義成被告(32)=休職中=に、長崎地裁は4日、うち2人への罪を認定し懲役3年(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。残る1人に関し「被害申告の経緯は不自然」などとして無罪とした。  岩永被告はいずれも無罪を主張したが、潮海二郎裁判長は判決理由で「被害児童らの性的な知識が未熟であることに付け込む卑劣な犯行だ。精神的苦痛の大きさは計り知れない」と指摘した。  一方、1人の女児の被害を認定しなかった理由について、被告の犯行の実現可能性に疑問が残ることなどを挙げた。