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盗撮で起訴の京都府警巡査を懲戒免職 女性の財布盗んだ疑いで書類送検

京都府警の警察官が女性を盗撮したとされる事件で、府迷惑行為防止条例違反と建造物侵入の罪で起訴された府警機動隊巡査の被告(24)=京都市左京区=が他人の財布を盗んだとして、府警監察官室は10日、窃盗の疑いで、被告を書類送検したと発表した。

府警は同日、被告を懲戒免職処分にした。書類送検容疑は、3月20日大阪市中央区のクラブで、20代女性のかばんから現金5千円などが入った財布を盗んだ疑い。被告は、3月2日~6月16日に京都市中京区の飲食店や北区の大学の女子トイレなどに侵入し、女性8人を盗撮したとして起訴されている。  府警によると、盗撮の疑いで被告の自宅を捜索した際、女性の財布を発見した。被告は当初、「預かった」と否認していたが、追及すると盗んだことを認め、「自分の金が惜しかった」と供述しているという。  府警の岡本茂首席監察官は「警察に対する信頼を著しく損ね、おわびする。指導と人事管理を徹底する」などとコメントした。